イノセンス冤罪弁護士|8話ネタバレ感想!ドラマ見逃し動画の視聴方法も

2019年冬ドラマ
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こんにちは。

今回は「イノセンス 冤罪弁護士 」第8話 ネタバレあらすじと感想を紹介します。

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イノセンス 第8話 ネタバレあらすじ

たく(坂口健太郎)かえで(川口春奈)は、24年前に起きた『イトエ電機社宅殺人事件』で死刑判決を受け長い獄中生活を送っている式根しきね大充ひろみつ(片岡鶴太郎)の冤罪を晴らしてほしいと有馬聡子さとこ(市川実日子)から頼まれる。

式根との長年の手紙のやり取りで警察の杜撰な捜査を知った聡子は、もし冤罪なら癌で余命の短い式根が生きている間に助けてほしいと話すが、再審は『開かずの扉』と呼ばれるほどの難関。

「あなたの力を貸してほしい。生きているうちに助けてあげて」と訴える有馬。

ずっと式根を弁護してきた塩原弁護士は生前に4度の再審請求をしたが、全て棄却されてきた。

警察は、式根に厳しい取り調べをし、自白に追い込んだ。

 

事件は、平成7年12月23日

社宅でのクリスマスパーティーの最中、シャンパンに毒物が混入され、6人が亡くなっていた。

直接証拠がない中、シャンパンを持ち込んだ式根が執拗な尋問の末に自白したことが決め手となり死刑判決を受けた。

式根と接見

式根に接見する拓と楓。

式根は「全てを受け入れる覚悟ができている。亡くなった中に、私の妻もいた。裁判で死刑が確定した時から、死んだも同然なんです。今の私にとって、希望はかえって心が掻きむしられて、悲しみが増す。もうそっとしておいてほしい」と訴える。 

そう本人は再審請求を望んでいなかった。

別府に再審請求の許可を求める有馬と拓。

別府べっぷ所長(杉本哲太)も今回の再審請求はこれまでの弁護とは訳が違うと釘を刺す中、拓はできる限りのことをしたいと話す。

 

塩原弁護士が残した大量の資料を頼りに事件を調べる拓と楓、穂香ほのか(趣里)は、犯行に使われた毒物が当時イトエ電機の工場で働く人なら誰でも持ち出せたこと、式根の自白前と自白後で事件関係者の目撃証言が大きく変わっていることに気づく。

しかし、当時証言を変えた関係者に会いに行くと、皆「解決した事件だ」と口をつぐむ。

拓は「事件に早く決着をつけたい。誰が犯人か明確にして安心したい」という心理が、当時の目撃者の証言に影響したのではと推測する。

さらに拓たちは式根の一人娘・松ケ下まつがした玲子れいこ(星野真里)を訪ねるが、

「会いに行くつもりもないし、関わる気もない」と話す。

式根の娘、麗子に「協力してくれたら、新しい事実が出てくるかもしれない」 と頼む楓。

だが、玲子は「私が死刑囚の娘としてどんな暮らしをしてきたと思ってるんですか。帰ってください。死刑が確定した日に、父は死んだんです。」と話す。

事件以来マスコミから追い回され世間から冷たい扱いを受けてきた玲子はもう式根に関わるつもりはないと心を閉ざしていた。

マスコミの人間として罪悪感と無力感を感じる聡子は、『東央大学生の事件』を追う番組を作っていた時、秋保あきう(藤木直人)に「根拠もなく冤罪の可能性があると言うことは被害者遺族の気持ちを踏みにじる行為だ」と言われたと話し、いまだに秋保が自分にそっけないのはそのせいだと語る。

 

そんな中、楓は事件が起きたパーティーの直前、当時子供だった玲子が泣いている女の子・由美ゆみをなだめていたという目撃証言が書かれた塩原弁護士のメモを見つける。

さらに拓は当時の警察の『引き当たり捜査』の写真に違和感を感じる。

引き当たり捜査の写真は、おおよそのもので、不審な点があった。

犯行時の状況を再現させるために社宅から毒物の瓶が捨てられていた沼地までの道のりを式根が自ら案内したはずの『引き当たり捜査』だが

秋保の協力を得て調べると、日の差し方や角度に不審な点が見つかった。

写真は先にゴール地点であるはずの沼地から撮られており、順番を入れ替えることによって毒物の捨て場所を知らなかった式根があたかも社宅から沼地に案内したかのように見えるように警察が捏造したものだったのだ。

再審請求に向けて希望の光が見えてきたので再審請求の準備をすると式根に伝える楓。

前回とは違い穏やかに微笑み再審請求に同意する式根に安堵する楓だが、拓は式根の様子に異変を感じていた。

 

テレビでは、事件の新事実が分かったと報じる。 

指宿は「再審請求は、黒川に対する裁判所の心証に影響しないかねない」と別府に苦言を呈す。 

「彼の弁護活動の責任は私が追う」と啖呵を切る別府。

別府は、いざとなったら、黒川を切り捨てるしかないと考えていた。

 

そんな中、突然事務所を訪れた玲子が聡子を平手打ちする!

事件が蒸し返されたことで再びマスコミに追いかけられることになった玲子は、中途半端な正義感で人の人生を振り回すな、と泣きながら聡子を責める。

その夜、落ち込む聡子は秋保を呼び出し、マスコミの人間として抱える葛藤を吐き出す。

秋保は、有馬に「お前の作ったドキュメンタリーは、出来が悪かったが、お前の思いや熱意を否定したつもりはない。だからこそ黒川の検証に付き合ってる」と言われ救われる聡子。

 

その頃、式根が倒れてしまう。

駆けつけた拓と楓を待っていたのは記憶が混濁した状態の式根だった。

「娘の誕生日に、自転車を買ってやろと思っている。」と話す式根。

長年の拘置所暮らしで精神的に疲弊し妄想や過去の記憶に囚われる“拘禁反応”が出てしまった式根を前に、拓は悔しさから激しい憤りを覚える。

新たな証拠?!

翌日、有馬は式根から届いた手紙を拓に見せる。

そこには「私はここから出たい」と震える字で記されていた。 

それは、拘禁反応が出る前の式根から、正式に拓に再審請求のための弁護を依頼するものだった。

拓は「何かもっと大きな新事実がないと不十分だ」と再審請求に向け、より確実な証拠を手に入れるため力を合わせ資料を再検証することに。 

過去の資料を洗い直していた楓は、聡子と式根がやりとりしていた手紙の中に『沼地にお化けが出る』という噂について書かれていることが引っかかる。

式根の手紙によると、毒物の瓶が捨てられていた沼地には「沼の上に大きな影が浮かび、それを見ると亡くなってしまう」という噂があったという。

楓は塩原弁護士のメモにあった、事件の日に女の子が「もうすぐしぬと言いながら泣いていた」という記述を思い出す。

そこから

拓は「これは、ものすごい証拠かもしれません」と沼地に行く。

玲子に、お化けの話を覚えてないか尋ねる拓。

「それが分かればお父さんの冤罪が晴らせるかもしれません」と言う拓。

そして、拓と楓は玲子を連れて秋保の大学へ。

そこで待っていたのは、事件の日に泣いていた玲子の同級生・由美(酒井美紀)だった

状況を飲み込めない玲子と由美を、拓は簡易的に沼を再現するために床に水の張ってある実験場に案内する。

一同が簡易型沼の前に立つと、左右から霧のように水蒸気が発生し、照明が落とされる。

拓たちが由美一人を残してその場を去ると、その瞬間、由美の背後でライトが点灯。

驚いた由美が振り向くと、そこにはなんと沼の真ん中に虹のような光を纏った巨大な人影が現れる。驚いた由美はその場に尻餅をつき、同時に沼の人影も消える。

拓は、由美に事件のあった日にも同じものを見たのではないかと問う。

秋保は、この現象は『ブロッケン現象』といい、ある気象条件を満たすと霧に映った観測者の影に後光がさしたような虹色の像を作るのだ、と説明。

実は事件のあった日、沼地ではこの現象を生む条件が揃っていた時間帯があった。

それは午後4時から4時30分の間で由美はこの時間に沼地に行っていた事になる。

拓に詰め寄られた由美は、事件当日に母親に頼まれて瓶を沼地に捨てに行ったことを告白する。

「あの瓶は、母に頼まれて捨てに行ったんです。捨てたらクリスマスパーティーに行っていいと言われて。瓶を捨てて戻ってきたら、事件が起こっていた。」

「自分が証拠隠滅に協力させられていた事に気づいたのは、ずっと後になってからです」と打ち明ける由美。

話を聞いて「私の24年、何だったの。父を恨んできた今までの時間…..」と玲子はうろたえる。 

再審請求審 非公開

裁判で、由美は母が犯人だと証言する。

「私は罪悪感からフタをしていた。母は、事件から10年後に亡くなりました。」

「それで私は事件は終わったんだと思い込もうとしていました…私が黙っていれば大丈夫だって..母の為に。」と続ける由美。

裁判長は「改めて審議をした上で後日決定をお伝えします」と話す。

拓は「榛名由美さんが辛い証言をしたのは、式根さんとお嬢さんのことを思ってのことです。」

「式根大充さんは無実です。失った24年間が取り戻せないとしても、この先の未来まで奪うことは許されない。過去の誤った判決にとらわれず真実に即した判断をされることを強く望みます」 ときっぱり言う。 

しかし、再審請求は棄却された…。

「新たな証拠を発見したと認定できない」という理由だった。 

 

数日後、玲子は式根に会いにきた。

冤罪被害によって絆を断たれた父と娘は、アクリル越しに悲しい再会を果たす。

「玲子、すまない…. 苦労かけたな。」と泣きながら謝る式根。

玲子も「信じることができなくてごめんなさい」と号泣する。

「大きくなったなぁ」と話し手を合わせる二人。

そして拓は、今回も過去の判例を覆さなかった裁判所を見て、拳を握りしめた。

イノセンス -冤罪弁護士- 第8話の感想

「全てを受け入れる覚悟ができている。なくなった中に妻もいた。裁判で罪が確定した時から、しんだも同然なんです。今の私にとって希望はかえって、感情をかきむしられて、悲しみが増す。もうそっとしといてほしい」という式根さんの発言を聞いて、こんな悲しいことはないなっと感じました。

冤罪は、普通の善良な人の人生を台無しにする。

そして、その人から、戦う意志や、夢や希望さえも、奪ってしまう…。

本当に酷いことだと今回、ひしひしと感じました。 

それなのに、警察と検察は上告を棄却。判断を覆そうとしませんでした。

この事件で、警察が証拠の写真を入れ替えていたこと。

薬を捨てたのが全くの他人だったと証拠を掴んだ拓と楓でしたが

それでも、裁判所は証拠不十分で、再審請求を退けてしまいましたね…。

このドラマを見ていると、警察や検察が信じられなくなります。

私も拓と同じで、すごく悔しいなと感じました。

ラストで、拓が拳を握りしめていたのが凄く印象に残っています。 

人の人生がかかった大事な判決だからこそ、いつものように、拓に無罪を勝ち取って欲しかったです。

でも、最後に娘の玲子が、式根を信じれる事ができたから、その点は評価できると思いました。 

今回、ゲスト出演した酒井美紀さんも星野真里さんも、二時間サスペンスドラマなどでは影のある女性や罪を犯してしまう女性の役をこれまで多く演じられています。

ですので、裁判で本当のことを証言するシーンや、父の無実を知って、号泣するシーンなどが、とても見応えがあり、自然な感じで良かったです。 

今回は、秋保が有馬にそっけなくする理由や、拓の実験に付き合っている理由がわかりました。

秋保は「無罪を勝ち取ってもらそれで辛い思いをする人もいる」と拓に言っていましたが、本当にそうなりましたね。

秋保の分析は、いつも正しいです。 

今回、強く感じていたのは、本人が有罪になっても再審請求を望んでおらず、諦めきっているのに、他人の為に、ここまでできる拓と楓が凄いという事です。

ここまで、他人のために一生懸命になれる拓と楓は、ほんと尊敬の念と頭が下がる思いがしました。

最初は、なんとなく反発していた2人ですが、ここに来て同じ目的に向かって、協力関係になったのは良かったと思いました。 

次回はいよいよ最終回!

拓はどんな事件に挑むのか。今回の悔しさをバネに、頑張って欲しいです。

また、東央大学事件の冤罪は晴らせるのか。そちらにも注目したいと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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