こんにちは!
今回は7月20日から公開される映画『未来のミライ』
についてピックアップします!
この間、試写会に行ってきたのでネタバレ感想を書きたいと思います。
※こちらの記事はネタバレ発言があるのでご注意ください。
未来のミライのあらすじ
ある日、甘えん坊の
に、生まれたばかりの妹がやってきます。
両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うばかり。
そんな時、“くんちゃん”はその庭で自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、
不思議な少女 と出会います。“ミライちゃん”に導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つ“くんちゃん”。
それは、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした。待ち受ける見たこともない世界。
むかし王子だったと名乗る謎の男。
幼い頃の母との不思議な体験。
父の面影を宿す青年との出会い。そして、初めて知る「家族の愛」の形。
さまざまな冒険を経て、ささやかな成長を遂げていく“くんちゃん”。
果たして、“くんちゃん”が最後にたどり着いた場所とは?
“ミライちゃん”がやってきた本当の理由とは―
引用:公式サイト「未来のミライ」
監督が『未来のミライ』を作ろうと思ったきっかけは、2人目のお子さんが産まれ長男に変化があったからです。
息子がある日「大きくなった妹に逢ったよ」と話したり、
細田家の日常会話から生まれた映画で、凄くリアルに描かれています✨
未来のミライのネタバレ感想!結末は?
くんちゃんが、お家でお母さんの帰りを待っている所から始まります。
くんちゃんのお母さんは、2人目の子を産んで今日退院。
赤ちゃんを抱っこしてお父さんと帰ってきました。
初めは妹が産まれて嬉しくて自分の妹として受け入れようとしたけど
お母さんが妹ばかりに付きっきりで自分に全然構ってくれません💧
どうにかして、お母さんに振り向いて欲しくて駄々をこねたりして困らせます。
でもお母さんは、仕事に家事に子育てに手一杯でくんちゃんに構ってあげられる
時間がありません。
2人目、育児あるあるですね。お父さんも積極的だとフォローできるんですが
くんちゃんのお父さんは、イクメンとは言えずミルクのあげ方もままなりません。
なので、お母さんはくんちゃんとの時間が中々できなかったですね💦
くんちゃんは不満が溜まりに溜まって、妹の未来ちゃんをオモチャで叩いてしまいます……。そして、未来ちゃんに「好きくない」といい部屋を飛び出します!
ここは、だいぶ衝撃的なシーンでしたがくんちゃんの「好きでお兄ちゃんになった訳
じゃないのに、何でこんなに構ってくれないの…」という苦しい気持ちが伝わってくるシーンでした。
そして中庭にある木からタイムスリップするくんちゃん。そこにはかつてこの家の
王子だったと名乗る謎の男がいました。
それは、くんちゃん家で飼っている犬“ゆっこ”が人間になっていました。
「餌が美味しいのから不味くなった」「くんちゃんが生まれるまで可愛がってもらったのに段々端に追いやられるようになった」と不満をくんちゃんにいいます。
しかし、くんちゃんは尻尾に夢中✨
男から尻尾を引っこ抜いて、自分のお尻につけたら何とくんちゃんが犬に!!笑
犬になった状態でお父さんとお母さんの前を駆け走ります。
そして機嫌が直ったくんちゃんは、お父さんにドッグフードを美味しいのに変えてあげてと話します。
ある日、お母さんが1泊の出張で帰ってきません。
なので、お父さんに「雛人形」を片付けておいてと頼みます。
お父さんは、未来ちゃんを寝かせるのに必死で未来ちゃんが寝てからはパソコンで仕事を始めます。
くんちゃんはお父さんに話しかけても適当な返事をされ、ふてくされて中庭に出ます!
すると、そこには未来のミライちゃんがいました!
未来ちゃんは「雛人形」を片付けてほしい為に未来からきました。
ユッコと未来ちゃんとくんちゃんでお父さんにバレないように、そーーっと
雛人形を片付けようとします。
ここのシーンは会場でも笑いがおきていました。
そして無事片付ける事ができた未来ちゃんは未来へ帰っていきました。
ある日、未来ちゃんとお父さんとくんちゃんで自転車の練習へ公園にいきます。
中々うまくならない、くんちゃん。
公園で遊んでいた男の子達が「一緒にやろう!」と誘います。
恥ずかしくてモジモジしているとお父さんは、未来ちゃんが泣いたので
ベンチへ戻ってしまい、くんちゃんは1人男の子の集団に囲まれます。
怖くなったのか泣きながら、お父さんを呼ぶんですがお父さんは未来ちゃんに夢中!
この辺りも、長男や長女の子が体験する、きて欲しい時、やって欲しい時に妹や弟に親が集中していて、かまってもらえない気持ちが描かれていました。
ふてくされて、もう自転車の練習をしない!という、くんちゃん。
中庭でまたタイムスリップします!
そこには、青年がバイクのエンジンを調整していました。
お父さんの面影がある、若い頃のひいじいちゃん。
くんちゃんは、初めは怖がっていましたが次第に打ち解け
馬に一緒に乗り、バイクにも乗せてもらいました。
バイクに乗せてもらうと、怖いからか下を向いているくんちゃん。
まっすぐ前をみたら大丈夫!とアドバイスしてもらい前をみたら、素敵な景色が🏛
そして恐怖心が消えました。ここで、グーんっと成長しましたね✨
現代に戻ると、もう一度自転車の練習をする!というくんちゃん。
何回も練習して、一人で自転車に乗れるようになります!すると、この間の
男の子達が声を掛けてくれて一緒に自転車に乗ることに。
お父さんはこのくんちゃんの成長に感動します!✨
またある日
オモチャを全然片付けない、くんちゃんにお母さんが怒ります。
そして中庭でタイムスリップ!
そこは、お母さんの子供の頃の時代へ。
小さい頃のお母さんは、散らかす事が大好き!
オモチャもお菓子も服も散らかし放題にして遊びます。
あれは流石にやりすぎだなーと観ていましたが
くんちゃんのお母さんもこんな時代があったんだよ!って事かな?
またある日、家族みんなでキャンプに行きます!🏕
しかし、くんちゃんのお気に入りの黄色いズボンが洗濯中で
あのズボンじゃないと行かない!と駄々をこねます。
そうしているとお家には誰もいなくなり、慌てるくんちゃん。
また中庭でタイムスリップします!
そこには、未来のくんちゃんの姿が!!!
駅で話す2人ですが、納得できないくんちゃんは電車に飛び乗ってしまいます。
着いた先は、近未来な東京駅🚝
すごくオシャレで、何年後は本当にこんな風になっていそうだな!と思う駅でした。
ここで、迷子になるくんちゃん。
落し物センターに並び、くんちゃんの順番がまわってきました。
自分の名前しか答えられず、お父さんやお母さんの名前を答えられません。
迷子になった子で家族が見つからない場合は黒い新幹線で何処かへ連れて行かれてしまうそう…..。
この場面は、恐怖でしたね….急に怖い展開になりました!
遺失物係のロボット?も迫力がありました。
会場の中でも怖がっている子がいました💦
そして、電車の入り口に赤ちゃんの未来ちゃんも登場し、連れて行かれそうになる所をくんちゃんが助けます。
そこで自分の妹、未来ちゃんっと言い
家族に該当したため、未来のミライちゃんがホームまで助けに来ることができました!
そして、先祖の出来事・歴史を2人で眺めます。
ひいじいちゃんが、ひいばあちゃんに結婚を申し込む所
お父さんは小さい頃から体が弱かったなど……
そして未来の高校生になっている未来とくんちゃん。
家族1人1人歴史があってそれが全部繋がって今の自分、家族がいるという事を
表すシーンでした。
現代に戻りくんちゃんは、自分でズボンを取り出して未来ちゃんがいる子供部屋へ
そして、2人でほほ笑みあって終わりました。
子供の成長は大人が思っているよりあっという間。
あんなに泣いてばかりだったくんちゃんが徐々に頼もしくなっていくことが描かれているストーリーでした✨
私はこの映画は、子供が2人以上いる親御さんや子育て世代の方と小学生以上になった長男・長女の方に見てもらうと色々と感じる事があるんだろうなっと思います❤
逆に、ここに当てはまらないと家族物語を見ているだけで感情移入できない場合もあるかもしれません💧
余談ですが、あの家は凄く子育てしにくいのでは?と思いました。
中庭を挟んで、一番下に子供部屋があるのも疑問でした。
遠く離れた子供部屋は、もし何かあっても気づかないのでは?と(考えすぎ?笑)
オシャレな家で家電もオシャレで、THEオシャレハウスなんですが、夫婦向きのデザイナーズハウスかな〜と思いました。
お家について調べてみたら↓
伝統的な家屋ではなく、これからの子育てを考えた、新しい家族に相応しい家になっているそうです。
壁やドアは家の中にはまったくなく、段差のみで区切られています。
いちばん上の寝室から、その下にあるリビング、中庭、子ども部屋もすべて見渡すことができるようになっているんです。一番下にある子ども部屋から上を見上げることもできます。誰がどこにいるかすぐ分かるし、くんちゃんが家の中を走り回ったり、冒険できるような構造になっているそうです!
ドアや壁がないなんて斬新ですね✨
みんなの口コミや評価は?
・試写会にお誘いいただいて観て参りました。自分は子持ちでは有りませんが、子供が親の知らない間に急に成長したと感じるのは、きっとくんちゃんのような大冒険をしたからなんでしょうね(*^_^*)子育ての問題も扱ってますが、親子で観ていただきたい作品でした。
・一足お先に試写会行きました。 細田守監督ならではの繊細な「日常」に家族それぞれの光景と思いが丁寧に描かれていて、本当にたくさんのことを思う映画でした。皆が可愛いだけじゃなく、なかなかに人間味に溢れてるんです。その「ままならない」と向き合う姿が一層愛おしかったです。
・現在、育児に奮闘してるかた、 ちびっこたち、 そんなかたにも見てもらいたい。
・「未来のミライ」は細田守監督の最新作。今回は絵に癒され、子供たちに癒され、そして家族愛に癒されました。今までの様な凝ったり曲がったり、変化の大きいストーリーでは無く、逆に私はほっこりと観られ、家族の有り難みを今一度考えたり感じたり出来ました。貴重な時間をありがとう。
・試写に行って来ました。 くんちゃんの 「お兄ちゃんになる葛藤」 面白かった。 また、カッコいいじいじに 会いたいです。
・家族の絆が垣間見え、くんちゃんが壁にぶつかりながらも少しずつ成長していく姿が印象的でした。 私の兄も、もしかしたらくんちゃんと同じ気持ちだったのかなと思うと胸が熱くなります。 家族の温かさを感じることが出来た素敵な映画でした。
引用:Twitter
『家族』がテーマで、笑える場面が時々あってほっこりする映画でした。
また映像もすごく綺麗でスクリーンで見る価値ありです✨
『未来のミライ』は家族をめぐる時間と土地の物語だと監督は思っているそうで
くんちゃん一家が暮らす横浜市磯子は、戦時中は軍需工場があり、戦後は重工場が建ち、そこで働く労働者たちの住宅が広がっていった街です。
くんちゃんが自転車を乗る練習をする公園は、根岸にある日本初の洋式競馬場の跡地。
横浜は日本の近代の歴史が染み込んだ土地でもあるんです。そんな場所で、近代を飛び越えていく新しい家族を描きたいなと思った監督。
色々な監督の思いを知ると見方が変わってきますね!
オニババ対ヒゲの絵本はどこで買える?
主人公のくんちゃんが妹のミライちゃんに読み聞かせる絵本『オニババ対ヒゲ』
この絵本は細田守監督と「未来のミライ」でプロダクションデザインとして参加するtupera tuperaさんが作りました。
ヒゲの平穏な日常は、オニババの登場により、ある日とつぜん終わりを告げます。
手荒くつかまれたりと、オニババにひどい扱いをされますが、ヒゲは負けません。
さまざまな反撃に出て…‥ふとカレンダーを見あげると、今日はオニババの誕生日!
プレゼントに花を用意したヒゲは、はたしてオニババによろこんでもらえるのでしょうか?というストーリー!
このオニババが登場するたびに会場が笑いに包まれていました✨
内容もとても気になります❤
発売日は公開日と同じですね!
こちらから購入できます↓
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最後に
あるあるな部分がたくさん描かれていて、色々な気持ちを思い出させてくれた
夏休み映画にピッタリな映画でした❤✨
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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