あなたの番です黒島ちゃんの過去ネタバレ|扉の向こう 番外編 過去の扉!

2019年夏ドラマ
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こんにちは!

今回はドラマ「あなたの番です 反撃編」が最終回を終え 黒島ちゃんの過去が番外編としてhuluで配信されました。

その「扉の向こう- 過去の扉 前編・後編」のネタバレを紹介していきたいと思います。

「扉の向こう」番外編 過去の扉 前編|あな番

翔太 (田中圭)は、何かを思い502号室へ南雅和 (田中哲司) に会いに行く

「これまでの事件を改めて教えて欲しい」

「どうして今更?」

「黒島沙和について知りたいんです」

「連続殺人鬼のことなんていくら知ったところで納得しませんよ」

「はい、それでも知りたいんです」

 

一方、二階堂忍 (横浜流星)も黒島沙和 (西野七瀬) の治療法を探していた..。

 

南は捨てようと思っていた事件の資料を翔太に全部あげると言う。

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あなたの番です 黒島ちゃんの過去とは?

2014年 高知県 

高校時代の黒島沙和 は、“成績優秀だが、少しぼんやりした女の子”と周囲に思われていた。

 

高校時代、いつものように登校していると、目の前で女の子が転んでしまった。

その様子を見て、自分がその子の首を絞める 妄想をしてしまう…。

そんな妄想が怖くなり、赤信号で道へ飛び出し怪我をする沙和 。

 

他にも、学校の帰り道  内山(大内田悠平)がイジメられているのを目撃。

すると沙和の足元に石が転がってきた。

その石を拾い一緒にいた女子を石で殴る妄想をしてしまった沙和 …。

 

度々凶行に走る妄想に襲われ、内心、自分が異常ではないかと悩んでいた。

しかし病院で検査しても「異常はない」と言われてしまう。

 

思い詰めた沙和は、自分の脳のCT画像を家庭教師の松井 (池岡亮介) に見せる。

彼は医学部だった。

松井はCT画像を調べて沙和の部屋へやってきた。

「ずっと自分は他人とは違うと思ってた?辛かった?」

「はい」

「これは確かに普通とは違う。きちんとした病院で診てもらった方がいい」

「きちんと教えてください、知りたいんです」

「分かった」といい

脳のCT画像を見せて、病気を説明する松井。

「これは精神疾患の人の脳に似ている。サシオパスやサイコパスって言われている人とか…」

と言う。

“サイコパス”というワードに反応する沙和

「先生、私それです。如何しようも無い酷いことしたくなる時がある。でもいけないって分かっていて..だから何度も消えちゃえって思うけど、毎回失敗…先生どうしたらいい?」

「言ってくれてありがとう、ご両親に・・」と松井が言いかけると

嫌だ!」と拒否する沙和

 

「あの人らは私のこと、何も分かってないき。先生助けて。私、普通になりたい」

 

と、沙和は松井に助けを求めた。

 

そして、ドアの向こうでは沙和の母がこっそり話を聞いていた・・

「扉の向こう」番外編 過去の扉 後編

沙和

「私は父と母から普通に育ってくれればそれでいいと言われ育ちました」

「普通ではない私には暴力に等しい行為でした」

「普通ではないと分かった私は、自分をコントロールする術を考え実践するようになっていました。その一つが数学でした」

「数学の難問を解いてる間は余計な事を考えなくていいと気づいたんです」

 

沙和が難問を解く様子に

母「沙和はやっぱりおかしいと思う。心の病院へ連れてった方がいいと思う」

父「やめろ!そんなみっともない事。今は思春期やし、そのうちまともになるって信じてやるがや。それが親ってもんやろ」

 

学校の帰り道、内山がイジメられているのを見ると「行くよ」と助けた。

内山は沙和の手をとり、一緒に帰る。

「どして?」

「普通の事やないですか?じゃあ」と言い立ち去る沙和

 

そして家庭教師の松井先生に助けた事を報告する。

「普通の事ですよね?」

「普通はできない。誇りに思った方がいい。あんな事言ったけど沙和ちゃんは何も問題ない。本当にいい子だよ。もし気になるなら…お父さんとお母さんに」

「父と母は私が普通じゃないって分かったらガッカリすると思うんです。それでこの家壊れる気がするんです。私元気になったの分かりませんか?先生のおかげでどうしたらいいのか考えられるようになったんです。松井先生ありがとう」

 

勉強中、雨が強くなり、沙和の母が父を迎えに出かけた。

そして雨の音を聴いていると、隣にいる松井先生を襲う妄想をしてしまった沙和…。

慌てて数学を解き出す。

松井は沙和の様子がおかしいと思い「ちょっと休憩しようか」という。

何度も松井を襲う妄想をする自分が嫌になって「ごめんなさい」と言って家を飛び出す。

 

外を歩いていると一人の女の子に「お姉ちゃん!大丈夫?風邪引くで」と呼ばれる。

女の子は友達と遊んだ後に雨が降ってきて雨宿りをしていた。

そして近くに小さな小屋を見つけ「あそこで休もうか?」という沙和。

2人は小屋へ移動した。

 

数学を解きはじめる沙和に

「二人でできることしんかい?」といい女の子はしりとりを始める。

ペンをもらった沙和は殺人衝動を抑えていたが…とうとう抑えきれず

「もっと楽しいことするき」

「楽しいよー」と工具を集める。

 

そして「どれで遊ぶ?」と眼鏡を外し….

 

しばらくして血まみれになった沙和が小屋から出てきた。

それから2年間は普通の生活を送れた。

2年後 —

松井と2人で海に遊びにきていた。

「先生、2年前の豪雨の日、覚えてます?」

「うん」

「何も聞かずに私が外に出たこと黙っててくれてありがとうございます」

「うん」

「あのひ、私が何しよったか知りたいですか?」

「いい。危ないから戻ろ!」

「私、女の子をころしたんです」

「やめろーーー」

「気づいてたんですね。どうして一度も確かめなかったんですか?」

「信じてたんだよ」

「じゃあ私の普通のふりがうまくいったがや」

「2年間我慢して普通のふりして生きてきた。でももう限界です。全然楽しくない」

「今日も全然楽しくない。みんな笑っている意味がわからんかった。私が楽しかったのは、あの時だけ。普通の人にとったら楽しくないんですよね?あの子も楽しそうじゃなかった….」

「楽しいやろ?笑って?楽しいよね」と言い 無理やり松井の口角を上げる沙和

「ふざけるな!狂ってる」

「助けてくれんのですか?やっぱり私消えた方がいいんですね」

「自首して罪を償え」

「ダメですよ。1人ころしただけじゃ死刑にならん」と言い抱きつき

2人で崖から落ちる。

 

しかし目覚めると沙和はベッドの上にいた。

「また失敗」と叫ぶ沙和。

そこにはお見舞いに内山が来ていた。

帰ろうとする内山に

「松井先生は?知ってるわけないか」というと

携帯の画面を見せ、亡くなったことを伝えた。

続けて星座占いを見せ「生きちょって良かったです」という

「私のこと何でも知っちょうかね」

「ごめんなさい」

「ストーカー?」

「ごめんなさい」

「どうして?」

「助けてくれたき」

 

「知りたい?」と言い手招きし内山の首を絞め「これが私」という沙和

「大丈夫です。もしあなたのせいでしんでしまっても大丈夫です」という

 

その様子に「素質あるよ。理想には程遠いけど」

「どうすればいい?」という質問に

「まず笑って。これから私がする事を楽しんで欲しいから。ずっと笑顔でみちょってや。本当の私を」という沙和。

 

そして現在に戻り・・・

南|翔太

「彼女が狂ってたから。納得なんてできますか?」

「自分のことを大切に思えなかったからじゃないですか?」

「やっぱり狂ってる」

「南さんは少し分かりませんか?南さんしのうと思ってますよね?」

「資料まとめてるのは引っ越しのためじゃなくて処分するためですよね?誰にも迷惑かけずにしのうと思ってた。」

「ブルですよ」と笑う南

「今さら売れない芸人続けても何にもならないでしょ。一番笑顔にしたい相手がいないんだから」

「います。俺、ななちゃんころしたやつ本気でやろうと思っていました。他人がどうなろうと知ったことかって!あの時の俺、黒島ちゃんとそんな変わらなかったと思います。でも止めてくれたのも、ななちゃんだったんです。大切な人はいなくなってもいます!南さんなら分かりますよね?」

「だからほのかちゃんの為にここまで生きてきた。俺たち大切な人の為にここまで生きたきた。それって大切な誰かに生かされてきたって事じゃないんですか?」

「やめてくれよ、しんだら会えると思ってたのに」と涙する南

「俺たちはこれからも大切な誰かの為に全力で生きましょうよ」と話す

 

一方、二階堂忍(横浜流星)は今までの犯人探しのデータを消そうとしていた。

そこに翔太が訪ねてくる。

「AI ななちゃんのデータを消してくれる?もう暴走する心配ないから」

「できません。消せません。どうしてあんなに愛した人をすぐ消せるんですか?僕は消せません…。いますぐに消すべきなのに消せません」

「俺はさ、AIななちゃんを消して欲しいだけだよ」と言い二階堂に抱きつき

「ななちゃんはさ、消えないよ。消せないし消す俺もないし…消えないから会えないんだよ。いいんだよ、とうや」と慰める翔太

「AIななさんは消せません。貴重なデータなので。むしろもっと使って研究に貢献してください」と言われ

「えーーー」という翔太

 

そして一人でポーク南蛮を作り「ななちゃーん。ポーク南蛮うまいよー」と叫ぶ。

 

これが今まで私がやってきた事

人とは違うことに苦しんだと思います

これからも苦しみ続けると思います

でもこれだけは分かって欲しい

あなたは一人じゃない

私は生きたいように生きました

あなたも生きたいように生きていい

やりたいことをやりたいようにやっていい

次はあなたの番です

と沙和は総一に手紙を送っていた・・・。

 

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